隈研吾 - 湯河原駅広場
2018年6月
湯河原駅前広場は小規模ながら見事に仕上げられたプロジェクトであり、何度も通り過ぎた末にようやく立ち寄った甲斐があった。木製のキャノピーと緩やかな屋根のラインが、街と鉄道の間に心地よい移行空間を生み出している。温かみと開放感に満ち、細部まで配慮が行き届いたこの空間は、控えめな駅であっても、思慮深い設計によっていかに落ち着いた個性ある公共空間へと昇華できるかを示している。
2018年6月
湯河原駅前広場は小規模ながら見事に仕上げられたプロジェクトであり、何度も通り過ぎた末にようやく立ち寄った甲斐があった。木製のキャノピーと緩やかな屋根のラインが、街と鉄道の間に心地よい移行空間を生み出している。温かみと開放感に満ち、細部まで配慮が行き届いたこの空間は、控えめな駅であっても、思慮深い設計によっていかに落ち着いた個性ある公共空間へと昇華できるかを示している。